建替えかリフォームか

こんにちは。
木造りの家 元気担当
中村(み)です。

産休中のコラム13回目です。

今回はお客様が悩むベスト3に入るであろう、
「建替えかリフォームか、どちらが良いのか」を
お話したいと思います。

私は新築物件の担当なので、
迷わず「建替え!新築にしましょう!」
と言いたいところなのですが…(^-^;

お客様目線ではないので、そうはいきません。

結論から申し上げますと、
「お客様次第であり、場合によりけり」


まず、一番悩む理由としては
「予算」次第で決めたいというところでは
ないでしょうか?

リフォームで新築並みの金額になるのなら…
と考える方は多いと思います。

また、リフォーム、リフォーム、リフォームと
次々に不具合が出てきて数年置きにリフォームになるなら。
と新築を考える方もいらっしゃると思います。


どちらにしてもリフォームの規模は
住んでいる家の年数や状態によって必要な工事が異なり、
金額や頻度も一度、建物の状態を確認してみないと
なんとも言えません。


住宅は床下や屋根、壁の中など
見えない場所も確認しなければいけない時があります。


なので、一度見に来てもらい見積りを取ってみる。
と言う選択肢もアリだと思います。


さて、上記とは別に、
あと2つほど判断する基準があります。
これは、私がいつも来場された方に
「どちらが良いと思いますか?」と
質問された際にお答えしているのですが…



まず、1つ目は
「家に思い入れが、どれくらいあるか」

子どものころから住んできた。とか
家と共に成長してきた。とか
建替えとなると、解体して新しく建てることになります。

「一緒に共にしてきた住まいを壊す」と言うことに
大きな抵抗がある場合や
大黒柱を残したい。と言うのであれば
大規模なリフォームも視野に入れても
良いかと思います。

また、住んできた家の柱をそのまま使うのではなく
解体した際に柱の一部や欄間などを新築の違う部分で使用する
ということも可能ですので
思入れの一部を残せれば…と思われる方は
建替えの検討をしても良いと思います。


逆に中古で購入した家や、譲り受けた家で
「思入れはない!」と言う方は
思い切って建替えを検討すると良いかと。

電気や設備系は10年サイクルと言われており
一時期ブームで建てられた建売の住まいなどは
10~15年の外壁・屋根リフォームなど、
度重なるリフォームが必要となることが多いです。

テレビ番組の影響で
「リノベーション」なども流行りましたが
個人的には思うのは、
大きく間取りが変わることもなく
「家に思入れがあるかどうか」で
我慢できることと、我慢できないことは大きく違うので
今後の住み心地も変わると思っています。



そして、2つ目。
「どのくらいの年数住み続けていたいか」

建替えやリフォーム後に
誰が住んで、どれくらいの年数住み続ける予定であるかで
変わってくると思います。

新たな世帯が加わり、
20年、30年、50年先と住み続ける予定であれば
大規模リフォームよりも建替えをオススメします。

いずれ帰ってくる予定の人の為の建替えであれば、
一旦、待ちましょう。
まずは、帰ってくる予定の人と一緒に考えて
結論を出しましょう。


逆に10年、20年ぐらい住んで取り壊す予定です。
と言うのであればリフォームで充分です!!
売る予定であれば、
建替えも検討する価値あるかな?と言う気もしますが…。



以上、2点が予算以外に個人的に思う
建替えかリフォームを判断する基準となります。


とは、言ってもなかなか
家族内では話がまとまらなかったり
意見が食い違ったりなどし
話が進まないこともあると思います。

そういった事態にならないように
私たちのような住宅の営業がいるので
気軽にご相談くださればと思います。


お家を見に行ったり、
お話するだけでも結論が出やすいと思います(^^)


株式会社 武笠
木造りの家 中村美穂
電話番号:0776-43-1785