耐震の見える安心と見えない安心

実は、、、家の森DAY中に
タペストリーが登場しました。
登場するのはイベント時のみです(*^^)v♡


もしかすると、就職説明会に来た方や
関連のブログを見たことがある方は
見覚えがあるかもしれません(*’ω’*)


以前は就職説明会で使用していたものを
少し(?)リメイクして展示場に登場させることに♡
まだまだ綺麗なもので
捨ててしまっては〝もったいない〟ですし
環境的にも使ってあげた方が良い!

設置場所や角度(斜めにならないように)で
ともみんと一緒に悩みましたが(+_+)💦
(ほぼほぼ専務がやってくれました)

上手に設置出来て良かったです♡
新しいアイテムが増えて
なんだか展示場の雰囲気も変わった気がする…(*´з`)🎵



こんにちは♪

木造りの家 元気担当
  中村(み)です(*^^)v☆★


GW中に石川能登の方で
大きな地震がありましたね。

嶺南の方はそんなに揺れなかったのですが
嶺北の方は緊急地震速報が来て
すぐに強めの地震が来たと聞きました。


地震もあったので
耐震のことを聞かれるかなー?なんて思っていたのですが
それほど聞かれることもなく
今は「耐震等級」を取るのが当たり前の時代になってきたので
さほど心配する人も少ないのかな?と思いました。


さて、耐震についてですが
「長期優良住宅」を取得している場合は
耐震等級も条件の1つとなってきますので
基準はクリアしている。という認識で大丈夫です。


「耐震等級」というのは
耐震に強い家としての基準をクリアした
言い換えれば数値などで証明する【見える安心】
と捉えて良いと思います。



主な基準項目としては
1.建物の重さ(軽い素材かどうか)
2.耐力壁の数や金物
3.耐力壁や金物がバランスよく設置されているか
4.床の強さ(耐震等級2以上の場合)

この項目が耐震性能を決める基準となるもので
この中でどれだけクリアしているかなどで
耐震等級が付けられているのです。


【見える安心】としては
耐震等級に頼ることも必要ですが
それ以外の【見えない部分】
言い換えれば評価されない部分も大切だと思います。



例えば、職人さんの技術力。
これは耐震等級には含まれません。


金物よりも圧倒的に手組みの方が強い
と言われていますが
耐震等級には含まれないのです。


地震による倒壊は
1回目の大きな地震で金物が緩んだり、外れたりし、
そこに2回目の地震がくることで倒壊する。と言われています。


金物に頼らない職人さんの手組みの技術と言うのは
地震などで緩むことも、ましては組んだものが外れることは
まず、ありえません。


職人さんの長年培ってきた木を見る力も
関係してくるのでしょう。


そういった意味でも
手組みには強さがあります。



また、素材の面で見ると
鉄やコンクリートなどの重い素材よりも
木造の方が軽く、瓦よりもガルバリウム鋼板など
素材の軽さとしての基準はあるものの
木材そのものの基準はありません。


機械で強制的に乾燥させた木材よりも
自然乾燥した木材の方が強く。
年々強くなると言った
実験結果もありますが、
自然乾燥の木材だからといって
耐震等級が上がることはありません。




基準といった評価に
頼ってばかりではいけないのです。


耐震性を求めるのであれば、
耐震等級といった性能評価だけでなく
それに加えて評価されにくい部分である
素材力や技術力が必要なのではないでしょうか?



ちなみに、、、エアパスの家は
通気層を設けるための耐力壁が面で支える構造となっており、
また1階と2階の繋がる部分(柱と壁の直下率)が
多くバランスを取れていることから
実は、一般的な木造住宅よりは
耐震性が優れているのです….!!!



これからの時代
耐震の性能は当たり前となってくるでしょう。
ですが、それだけでなく
【見えない部分】の安心も必要となります。

設計力にプラスして素材力と技術力を兼ね揃えた
強い家を計画していきましょう(^^)!


株式会社 武笠
木造りの家 中村美穂
電話番号:0776-43-1785