日本と海外の家づくり

2月になりましたね。

我が家のチビ怪獣は
早くもイヤイヤ期?なのか
「イヤイヤ!」ってするようになりました…(*_*)

お菓子コーナーやおもちゃコーナーは危険地帯。

そして
毎日のように保育園行く前に戦ってます。

保育園に行きたくないチビ
  VS 保育園に連れていきたいママ


イヤイヤ!と逃げる怪獣を 待て待て~!と追いかけて捕獲。
素早く準備して連れて行ってます( ̄▽ ̄;)

とは言っても…
まだ本気のイヤイヤ期ではないと思うので
可愛いのですが。




こんにちは♪


木造りの家 元気担当
  中村(み)です(^^ゞ☆


日本と海外のお家づくりの考え方って
全然違うのはご存じでしょうか?



見た目からして
日本の家と海外の家って違いますよね。


使用している材料が違うというのがあると思うのですが
日本は主に「木」を使った家づくりを行っているのに対して
海外では「石」が多い印象です。


気候や文化の違いは大きいので
それぞれの国に合った家づくりを行っている。
と言う感じかもしれませんね。



また住宅の耐用年数も大きく違います。

海外では50年、100年も続く家を建てるのに対して
日本の住宅は主に30年だと言われています。

住宅ローン35年組んだら
残り5年はどうなるんだ…ってのと
修繕費がプラスしていくと思うと・・・💦



日本の30年と言われているのには
家がボロボロになって住めなくなる。と言うよりは
飽きる、住む人がいなくなる、新しい家がほしくなる。
と言った理由のが多いそうです。



耐用年数がこんなにも違うのには
家づくりの考え方の違いが大きいからなのでは?
と思っています。


まず、海外の家づくりの考え方として
「質」や「性能」を重視する傾向があります。
とくにヨーロッパの方では
質や性能に対しての意識が高く
お家の寿命も100年近くだそうです。


主に「質」や「性能」と言うと
質に関しては、「自然素材」を使用し、
その土地に合った素材などを使って
家づくりを行うようです。


性能に関しては、気密性や断熱性、
また耐震性なども重視しています。


質や性能を重視すると
どうしても価格は高くなりますが
長く住むことや、 建てた後がスタート(手入れしたり大切にする) と言った認識で家づくりを行い
「価格」よりも「質」を重視している傾向にあると言えます。


対して、日本の家づくりは
「質」よりも「価格」重視になりがちで
性能は二の次であったり、
デザイン重視で日本の気候風土にあった
家づくりを行っていないことが多いです。

最近では長期優良住宅や
性能の良い家づくりを行うことが増えてきましたが
日本と海外の気候風土が違う以上
海外の家づくりを取り入れるだけではダメなんですよね。
性能を重視しつつも「日本に合った家づくり」
を行うと言った意識を持てるかどうか。
日本の気候風土を理解できているかどうか。


これによって家づくりの方法も
住み心地や暮らしも大きく変わるように思います。


家づくりの根本的なところで
海外では「質」なのに対し
日本では「価格」となってしまいがちですが
長い目で見てどう捉えられるかです。


また、日本の家づくりを含めて
素材や技術、大きく言って日本の自然に
誇りを持てるかどうか。


完成がゴールとなっていないか。
住んでからがスタートであり、一緒に育んでいけるかどうか。


家づくりを行う前に
少しだけ考えて見ても良いかもしれません。


株式会社 武笠
木造りの家 中村美穂
電話番号:0776-43-1785