逃げ墨

にげずみという方法で、
実際に仕事をしたい場所から
離れた場所に目印をつける事があります。


基礎工事や増改築の場面で、
途中に障害物があり正規の墨が出せないときに
基準線より300㎜や1000㎜といったように
一定の距離を離して打つ工事用の仮墨のことですね。


基礎工事の天端を揃える方法も、
今は天端レベラーなど便利なものがありますが、
昔は左官屋さんにモルタルでもって
天端を平滑にしてもらっていました。

その天端ラインを出す際も基礎の立上り側面に
天端-100㎜くらいの逃げ墨を出して
そこから水平をだしていたのを思い出します。



基準から何ミリ逃げている。
という寸法を書いておくなど、
きちんとおさえておく事も重要ですね。



株式会社 武笠
櫻本 卓也
TEL:0770-45-2800

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