断熱材について

こんにちは。
木造りの家 元気担当
中村(み)です。

産休中のコラム10回目です。


今日は私のアパートの玄関にも貼ってある
断熱材についてお話しましょう。


そもそも、、、

断熱材とは?

熱の伝達を遮る材料のことで、
保温や遮熱として壁の中で使われています。
名前の通りですね。

夏には外からの熱を遮断してくれますし、
冬には室内の熱を外に出さないようにしてくれます。




断熱方法としては主に
家の基礎の部分まで家全体をカポッと覆うような
「外張り断熱」

基礎の部分は覆わずに
床下や天井などの壁で部屋を囲うような
「充填断熱」

の2種類あります。

エアパス工法を採用している木造りの家では
「外張り断熱」ですね(*^^)
この断熱材と言うものは
住み心地を考える上では
結構重要なポジションとなります。

完成すると
床下や屋根裏に行かない限り
壁をめくらないと見えなくなるので
重要度が伝わりにくいですが…(^-^;

もしも、
断熱材がなかったとしたら、
直で寒さや暑さを受けることになるので
夏は暑く冬は寒い家になりますね(^-^;


そんな重要任務を任されている
断熱材は種類もたくさんあります。

種類によって
原料も価格も違いますし
それぞれに特徴があります。

主によく聞く断熱材を3つほど
紹介します(*^^)



■ポリスチレンフォーム

木造りの家で使用されている
ピンク色の断熱材ですね。
発砲スチロールのようなものです。
 結露を防ぎやすく緩衝性も高いと言われています。

■グラスウール
1番よく聞く断熱材ではないでしょうか?
ガラスが原料の繊維状の断熱材です。
 比較的低価格のものが多く最近では高性能なものも♪
湿気に弱いと言われているため湿気対策は必須ですね。

■セルロースファイバー
古い新聞紙などを原料とした自然素材の断熱材。
吹付け(吹き込む)することが多く気密性が高く
結露を防ぎやすいですがコストが高い…。



この3つの他にも
ウール(羊毛)やウレタン、木質系のものなど
断熱材の種類はたくさんあります。


それぞれにメリット・デメリットがありますし、
「これが1番!」と言うものもないのかな?と思います。

断熱材だけで考えず、
予算や工法なども含めて
家全体で何を優先したいかで
考えていくと良いと思います。


株式会社 武笠
木造りの家 中村美穂
電話番号:0776-43-1785