(↑2021/11/1)
コハウチワカエデという名前は、
葉っぱが天狗の持つ うちわに似た形をしていて、
大きさがハウチワカエデよりも小さいことから
来ています。
ハウチワカエデの葉っぱは10㎝以上になりますが、
コハウチワカエデは8㎝以下です。
葉っぱの形はイロハモミジよりも切れ込みが浅く、
丸みを帯びています。
5~6月頃にクリーム色の花を枝の先にたくさんつけますが、
小さい花なのであまり目立ちません。
種子はプロペラのような形をしていて
9~10月頃に熟します。
秋になり気温が下がってくると紅葉しますが、
一気に真っ赤に色づくのではなく、
一本の木に色の違う葉が入り混じります。
また、1枚の葉でも半分づつで色が違うこともあります。