(↑2020/8/4)
シマトネリコという名前は、沖縄などの南国諸島にある
トネリコ(戸錬子)から来ています。
トネリコとはモクセイ科の落葉高木で、名前の由来はいくつかあり、
トヌリキ(樹皮につく虫が分泌する白ロウを戸の溝に塗って滑りを
よくすること)やトモネリコ(樹皮を煮てにかわ状にし、墨と混ぜて
練ったもの)がなまってトネリコになったと言われています。
名前の通り、沖縄などの暖地が原産の木であるため寒さにやや弱く、
常緑樹ですが冬に落葉することがあります。
樹高が高い木で目隠しや日陰としても利用でき、
洋風・和風どちらの庭にでも合うため、
シンボルツリーとして人気のある庭木です。
成長が早いシマトネリコの樹皮は柔らかく、
自分で樹皮を削って樹液を飲めるため、
「カブトムシが集まる木」としても
注目されています。
株式会社 武笠
家の森スタッフ 坂本朋未
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