建築費高騰と住宅性能

皆様、こんにちは(^^♡

最近、登場率が高くなってきました、、、!

木造りの家 元気担当
 中村(み)です\(^o^)/



コロナ明けから数ヶ月…。


流行語になりそうな勢いだった「ウッドショック」
言葉だけ先行して「木は高い」イメージだけ残していきました。

一時期よりも木材価格の値段は落ち着いており
現時点では、木材高騰の影響はさほどありません。


どちらかと言うと
木材ではない別の部分。

その他の建築資材や設備等での
値上がりが続いております。


始まりが「ウッドショック」だったからなのか
「木材費上がってるんですよねぇ…」と
住宅の値上がりの原因を未だに«木材の高騰»だと
思っている方がほとんどかもしれません。

「ウッドショック」のように
他の物も「~ショック」と
名前がついたら良いかも(+_+)?




「今が高いだけ…」
「いずれか元に戻るだろう」
と思われる方もいらっしゃると思うのですが、、、

≪値上がりした物は今後下がらない≫

なんてことも言われております。

衝撃的ですね(@_@;)!

建築業界に限らずですが
値上げ状況は世界情勢によって変化します。

現時点では
すぐに値下げは行われないであろう状況で
(どちらかと値上がりの方向)
住宅といった大きな買い物。


お家づくりを始めるにも
なかなか1歩が踏み出しにくい状況ではありますね。


アドバイスになるか分かりませんが、、、

・値上がりは現在進行形であること
・世界情勢が良い方向へ行っても
 すぐには値下げになりにくいこと

上記の件から現在検討中の方や
数年以内に建築予定の方は
可能な限り早めに建てた方が良いでしょう。
(検討すらしていない方は様子見で良いとは思いますが。)



昔のイメージでは
2000万で住宅が建てられたでしょうが
現在では難しい傾向にあります。


と、言うのも、、、、
昔に比べて住宅の性能はかなり良くなっていること。
素材が良くなっている、または、良い素材を使う傾向にあること。
が上げられます。

「長期優良住宅」もそうですが
長く住める家を建てるように国が推進しているんですね。


現在では脱炭素に向けて住宅も「省エネ化」が進んでおり、
2025年には(住宅を含む)
新築すべての建築物が「省エネ基準適合」の義務化され
断熱性や気密性、窓の性能や構造など
省エネにつながる基準を満たすことが必須となります。



予算の関係で
性能ちょっと低くするかー。
と言ったことが難しくなってくるのです。



大きなハウスメーカーに限らず
全ての工務店で
2025年以降に新築される住まいは
性能が求められるようになり
「性能が当たり前」の時代がやってくるわけで
安く家を建てるのが、ますます難しくなってくるのでしょうね…



住宅の省エネ化というのは
実は10年くらい前から話にあり
いよいよ2025年が近づいてきて
住宅業界も«高性能住宅»がヒートアップ!
今や「性能」の戦いになっているわけです、、、。


やはり高性能であればあるほど
技術力や設計力が必要となってくるので、
対応できる会社が少なくなってくる…かも?



ましてや、本物の木を使って高性能住宅なんて…
«素材力×技術力×設計力»
3つクリアするなんて難しい….!
そんな手間がかかる住宅を建てる会社がどこに…



( ゚д゚)ハッ!



|・ω・)っソッ


現在施工中の敦賀市S様邸⇒お家づくり進行中




話がズれましたが…
今後の住宅業界の流れから考えても
やはり建築費UPは避けられない。
と言うか下げようがない…!!


お家の値段が上がっている以上
コンパクトな家の需要が増えてくるでしょうし
設計力が試されるところ。


いかに無駄なスペースを削減できるか。
また「暮らし」を想像できるか。
が大切となってきますね。


抑えるところは抑えて
だけど住み心地は抑えない。



省エネ基準も含めて
さまざまな対応が求められる今、
新築住宅を建築する難易度も上がっていますね。





株式会社 武笠
木造りの家 中村美穂
電話番号:0776-43-1785