束石

「つかいし」とよび、昔は床下で床束を受けるために
使用されていました。

いまでもリフォームなんかをさせて頂く際は
床下で目にすることも多い部材です。

床束というのは床の重みを支える床下の柱の事で、
木であるがために直に地面に接すると腐ってしまったり、
また地面に沈み込んでしまう可能性もあります。

このような問題を解決する部材として
束石が使われてきました。

現在ではベタ基礎が一般的な基礎として普及したこともあり、
その姿を見る事も少なくなったとはいえ、
デッキやベランダなどの下で束を受ける際に活用されています。



株式会社 武笠
櫻本 卓也
TEL:0770-45-2800