「つかいし」とよび、昔は床下で床束を受けるために
使用されていました。
いまでもリフォームなんかをさせて頂く際は
床下で目にすることも多い部材です。
床束というのは床の重みを支える床下の柱の事で、
木であるがために直に地面に接すると腐ってしまったり、
また地面に沈み込んでしまう可能性もあります。
このような問題を解決する部材として
束石が使われてきました。
現在ではベタ基礎が一般的な基礎として普及したこともあり、
その姿を見る事も少なくなったとはいえ、
デッキやベランダなどの下で束を受ける際に活用されています。