機械ありきの家づくりからの脱却

今日は黄砂要注意の日ですね。


数日前から
なにやら飛んでる感じはしましたが…。
日曜日あたりはPM2.5も含まれてたみたいで
鼻がやられます…(´ρ`)


昨日の雨は泥のような感じで
車も砂だらけ・・・(゜-゜)


髪の毛もギシギシになりますね。

天気は良いのに
黄砂でなかなか外遊びはできませんね…(+_+)




こんにちは!

木造りの家 元気担当
  中村(み)です(*^^)v☆



春になるとちらほら使われるであろう
【春眠暁を覚えず】と言う言葉。


中国の詩人さんが謡った漢詩なのですが
おそらく「春は眠いな~」とか
「寝ても寝ても春は眠い」と言った時に
使う方が多いのでは?と思います。


春眠暁を覚えずとは
「春の夜は寝心地がよいので、朝が来たこと気付かず寝過ごしてしまうよ」
と言った、実は❝春の朝の心地よさ❞を
表現している言葉なのです。


春は眠くなるでも
間違ってはいないかもしれませんが
深く知るとちょっと違う感じがしますよね。


朝が来たのに心地よすぎて布団の中でゴロゴロしてしまう。とか
寝過ごしてしまった時とかに使うのが
正しいのかもしれません(*^^)v


さてさて、有名な詩にもあるように
春と言うのは気温的には
過ごしやすく心地よい季節かもしれません。

冬のように極寒でもなく
夏のように極暑でもなく
冷暖房も使用頻度が減ってくる時期でしょう。


動物達も動き出す時期でもあり
桜や新緑で風景的にも心地よいというか
清々しい感じはしますよね。


あえて言うならば昔と違って
大気汚染と言う点で花粉や黄砂(PM2.5)で
辛い時期ではあります・・・。


外の空気が安全だった頃は
朝は窓を開けて空気の入れ替えして…
なんてことをしていたのでしょうが
今の時代には、もしかすると厳しいですよね……*_*))

だから室内の空気だけでも綺麗にしようと
全館空調とか換気システムなどを導入するのでしょうけど…

自然素材の家ではなかった場合
室内の環境も気になってきますしね…


技術が発展して
便利なものができる代わりに
失われるものがあるということですね。

なんだか悪循環な感じですよね。

電気代が高騰しているからか
時代の流れなのか
最近よく聞かれる「太陽光発電」もそうですね。

住宅に限らず
のどかな自然の中にドーンと
メガソーラーを作ってしまったり
どこかの公園の木を伐採して
太陽光を作る計画をしたり
よくよく考えると
なんだか大切なものを見失っている…
そんな感じがしますよね。


再生可能エネルギーで言うならば
冬にエアコンフル活動の電気を
太陽光発電の電力で補うより
間伐材を燃やし暖を取る薪ストーブの方が
よっぽど再生可能エネルギーであり
自然環境にも良いですよね。


おうちの中の環境をよくするために
(住み心地をよくするために) 室内の空気を綺麗にしたい
家の中の温度を一定にしたい
湿気のこもらない家にしたい
エアコン1台にしたい
など、いろいろとあると思うのですが


それを実現する方法を考えた時
今の時代の流れだと
「換気システム」とか「全館空調」がほとんどで
機械の凄さやお手入れのしやすさを考える
【機械ありき】のお家づくりがほとんど。


でもでも、よく考えてみたらですよ。
これまた悪循環で本来であれば
おうち自体の性能(構造も含めて)を良くするべき

例えば、
電気代を考えて何百万かけて「太陽光」を乗せるなら
何百万かけて断熱材や窓の性能を良くして
そもそも外気温に左右されないお家づくりをすれば良くて

室内空気綺麗に保つためにと高い
「換気システム」を導入するのであれば
少し頑張って自然素材の家づくりを行えば良いのです。

こんなに便利になってしまっては
機械があって当たり前!的な考えになってしまいますが


住み心地の良さを考えれば考えるほど
【機械ありきの家づくり】から
【機械は補助で考える家づくり】
を行うべきではないでしょうか




株式会社 武笠
木造りの家 中村美穂
電話番号:0776-43-1785

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