伐り旬(きりしゅん)

季節は冬に向かいます。


弊社の製材工場では、夏が原木の在庫量が一年の中で
最も少なくなる時期になります。

それはなぜか?

皆さまは『伐り旬』という言葉を耳にしたことはございませんか?

山に生えている木は冬の期間中の凍結から身を守る為に、
秋ごろから水分の吸収を押さえ、水を降ろすようになります。

暖かくなる春、再び水分を吸収しはじめるまでの休んでいる期間が
伐り旬ということになります。

※木を伐採するのに最適な時期。(おおよそ十一月から三月)


この伐り旬を守らなかった木材は腐朽菌が発生しやすく、
腐りや青かび、キクイムシがついたりします。

特に地松におきましてはこの腐りや青かびが出やすく、
化粧梁を多用する弊社の『木造りの家』においては
死活問題となります。


木材の市場で売られている木は、一体いつ伐ったものなのか。

原木の状態ならまだしも製材後の木になってしまうと、
もはやそれを知るすべはありません。

弊社では木材の質は、もちろんのこと「伐り旬」に
伐採をされた木なのかどうか。といったところにも注意し、
原木の仕入れ時期を考えております。


ニュースレター「木造りだより」より抜粋。


株式会社 武笠
木造りの家
電話番号:0776-43-1785