庭のはなし2

こんにちは。
木造りの家 元気担当
中村(み)です。

産休中のコラム6回目です。
さて、今まではお庭があると良いね!
と言う話をしてきましたが、
「手入れしたくない」
「めんどくさい」
「広い土地だけど草を生えないようにしたい」
「手入れの少ない木を1、2本ぐらいで良い」
と言った逆の要望もあります。


これが意外と難しいお話で
いろいろな方法がありますが
必ずしもメリットだけでなく
デメリットもあるということを知っておく必要があります。

広いお庭があればあるほど
どうしようか…という問題。
そのまま土にしておくのも良いと思いますが
雑草の手入れなどは、もちろん必要です。

一番先に浮かぶのは
コンクリートを全面打ってしまうこと。
実は意外とお金がかかります(;^ω^)
また、コンクリートは太陽の照り返しで夏が暑い。
と言う問題があり、
お庭側に大きな窓がある場合はオススメできません。



除草剤を撒くのも、定期的に撒く必要があるのと
健康的にどうなのか…と言う問題や
万が一、お隣が綺麗に庭をしていた場合。
雨水などが流れてお隣に迷惑をかえる場合も。。。



防草シートと言うシートもありますが
耐用年数は5年ほどで
見た目的に良いものではありませんね(;^ω^)
さらに、適切な処理を行わないと効果がなく
草が突き破って生えてくる時や
シートの下に虫が発生しやすい。
といった問題もあります。



砂利は歩くと音がするため
防犯上に優れており種類も
いくつかありますが
多少、草は生えてきますし、
お子さんがお庭で遊ぶ可能性があると
砂利だと違う気がしますね(;^ω^)
範囲が広いほどお金がかかります。



芝生と言うと
人工と天然の2種類ありますが
人工芝は水はけが悪く夏場は若干表面温度が上がります。
もちろん。火気厳禁ですし、
劣化すれば取り換えが必要ですね。
景観を求める場合は人工芝はオススメしません。

天然の芝となると
芝刈りや水やりが必要となります。
芝の間に雑草は生えてくるので
お庭と一緒で定期的なメンテは必要となります。
最近は女性でも簡単でできる芝刈り機があるそうなので
できそうであればアリかもしれません。



そして、グランドカバー言われるもの。
小さい花や草を植えるので雑草は生えにくくなります。
(※生えないわけではありません。)
イメージ的には公園にあるシロツメ草みたいな感じ。
お庭をしたい方にもオススメできます。
いろいろと種類がありますが
根が深く張るタイプと浅く張るタイプとあり、
またお庭の環境によって育つ種類と育たない種類があるので
お庭の環境をみる必要があります。
爆発的にどんどん横に広がっていくタイプは
少し植えておけば数年後には一面に広がっている可能性もあるので
お庭の予算は少しで済むかもしれません(*^^)v
比較的、手入れは少ないと言われていますが
なんだかんだ伸びた草を切ったりなどの手入れは必要です。


そういえば、
本社にもグランドカバーがありました。
クラピアという種類のものです。
5月~8月にかけて小さい花が咲くものです。
本社のクラピアは、
「定期的に切っていない」+
「広がるスペースがない」の為、
縦に伸びきって雑草も混じっていますが(;^ω^)



いろいろと紹介させてもらいましたが
その他にもレンガやタイルと言った方法もありますし、
もし、土地を購入する段階で
お庭がいらないと確定していたら
広い土地を買わない!と言った選択肢もありますね。

とは言っても
やっぱり庭に緑があると
気持ちが豊かになる気がします。


株式会社 武笠
木造りの家 中村美穂
電話番号:0776-43-1785

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