かぶりとは、コンクリート内部の鉄筋や配管から
コンクリート表面までの長さのことをいいます。
鉄筋等を覆っているコンクリートの厚さともいえますね。
コンクリートはアルカリ性で、中の鉄筋が錆びるのを防ぎますが
表面から徐々に中性化していき、ひび割れから入った水で
鉄筋が錆びる原因となります。
よってこの「かぶり」が厚いほど耐久性は高いということになります。
木造住宅において、かぶりを気にするのは主に
基礎コンクリートの部分になりますが、
建築基準法では基礎のかぶり厚さは60㎜以上と規定されていますね。