設計見習い日記

どうも、前田です。
5月です。
 
桜も散って、すっかり青くなりました。
気温が低かったせいか、今年の桜は長かった気がします。
 
 
 
さてさて
今回も前回に引き続き、お寺の話をしようと思います。
お寺の屋根は、住宅に比べて
大きく、重さがあります。
 

そのため、かなりの荷重が掛かっています。
 
それを上手いこと支えてくれてる部材がこいつです。
 
 
     


桔木(はねぎ)
写真の左側から右斜め下に向かって伸びている
斜めの部材が 「桔木」 です。
 
これは一般住宅にはない部材です。
 
 
長く突き出る軒先の荷重すべてを、この部材で持たせています。
化粧垂木と野垂木を納めて屋根の形を作ります。
 
 
最終的には、屋根の中に隠れて見えなくなってしまう 「桔木」 ですが、
お寺には、なくてはならないカッコいい部材なわけです。
 
 

 
長いGWも終わりました。
気持ちを切り替えて、ビシッと仕事頑張ります。

 
それでは今回はこの辺で。
 
以上、前田でした。

株式会社 武笠
建築部 前田 海里

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