山の魅力

8月ラストの日。


ブログ休止前のラストのブログで
なんの話題にするかとても悩みました。


夕方はなんとなく
自然の風景や虫の音などから
夏の終わりを感じるようになりました。


夜は完全に「秋」の音ですね。


これと言って
夏を楽しんだわけでもないのですが
少し夏の終わりを寂しく感じます、、、。



こんにちは☆

木造りの家　元気担当
　　中村（み）です＼(^o^)／☆★☆




さて、「木」に魅力を感じる方は多いと思いますが
その木が育つ「山」に魅力または、
価値を感じている方はどれくらい
いらっしゃるでしょうか？


世界有数の森林大国と言われても
価値を感じている方は少ないのでは？
と思っています。


「山」を持っていることが良い！
と思われていた時代もありましたが
現在においては、
「管理が大変…」「手放したい」方のが
残念ながら多いかもしれません…。




そんな中で7月の終わり頃に
衝撃的なニュースを耳にしました。

宮崎県の山林が外資系企業に
«買収»されたというのです。

つまり、海外の人に買われたということ。


買われた山林は約700ヘクタール。
（東京ドームは約4.6ヘクタール）
大規模すぎて想像できませんね。




このニュースを聞いた時に
真っ先に「え、ヤバくないか」と思った人は
おそらく少ないのでしょう。



私は、マンションなどの建物ではなく
「山」を買われることが怖いと感じました。




もちろん。
日本の領土となる山を
外国の方に買われること自体
「コワいなぁ。」と思うのですが、、、



（開発許可や申請は必要だとは思いますが）
例えば「山」を買って
その人が木を伐採しようが
山からの水を勝手に止めてしまおうが
その人の「山」なので問題ないわけですよね。



何の目的で「山」を購入したのか分かりませんが

山の木を伐って植林してくれるんだろうか…
行き過ぎた伐採は行われないだろうか…。


と、いろいろと不安ですよね。

この話をきっかけに少し調べてみると
実は近年、　全国的に日本の山（地面）を購入する
外国の人が増えているとか。。。！！


林野庁のHPで確認できます。 ⇒「外国資本による森林買収に関する調査の結果」

思っていた以上に全国であって
しかも昨年度よりも増えていました。。。
お、おそろしい・・・！





外国の人は日本の「山」に価値を感じているのに
日本の人が「山」に価値を感じていないという
なんだか複雑で悲しい気持ち…。



先人が植林文化で残してくれた森林は
大切な資源でもあります。


日本人として
私たちが「山」の魅力に気づいて
価値を高めていき、
守っていかなければいけません。


そのためには、
まずは「日本の木」から
魅力を知っていきましょう。